2014年3月5日水曜日

ゴーストノートと音の混ぜ方

最近ひさびさにカホンで左手ヒール&トウを使ったゴーストノートの練習をしてみてます(右利きです)。ハーフタイムシャッフルとか。
なかなか実用レベルには達しないですね。
むしろベースをダブルで打ったほうがマシな感じです(これはこれでかっこいいし用途は多い)。

ゴーストノートって何て言い換えればいいのかな。
強く打つ音の合間の音?かなり子供っぽい。
合間を埋める音と言ってしまうと、埋め草的な感じがしてしまうし。
大きな音が大きな動きだとしたら、ずっと淡々と歩いてる(もしくは走ってる)イメージなんですが。

ハーフタイムシャッフルといえば、なんといってもJeff PorcaroのRosanna Shuffleですが(嘘。よく知らない)本人が解説してくれてる貴重なビデオがここで観れます。
Bernard PurdieとJohn Bonhamのハーフタイムシャッフルに影響を受けたと言ってますね。
グルーヴがミッチリと詰まって聴こえます。このフィーリングのキモはハイハットの「チッチチッチ」とスネアの「ッタッッタッ」の不自然なまでに自然な混じり具合だと思います。
タイミングが精密なのはもちろんのこと、音が一番混じりやすいようにダイナミクス(強弱)と音色をコントロールしてますね。スネアが3連2個目を叩いてるのはすごく存在感あるけど、そんなに大きな音出してないねきっと。

そういえば食べ物も、混ぜるときは分量大事ですよね。スパイスとかも、存在感あるやつが実は少量だったりして。

ドラムセットはきっと、シンバル類やタイコのそれぞれの音色がよく混じるように進化してきて今の形なんだろうなと思うんだけど、それぞれ関係ないパーカッションを特にセオリーもなくごっちゃにして使うときには、音が混じらないという苦労が絶えません。
最近やっと色々トライしてみてます。
あ、こうすればうまくいく、っていうときはだいたい、最初思ってたよりも小さい音を、うまく組み合わせたときが多い気がする。

マルチパーカッションのセットで叩くとき、楽器の組み合わせにはある程度向き不向きがあるんだけど、組み合わせだけで決まるわけではなく、音を混ぜるには音色やダイナミクスのコントロールと、これ全部でいい感じの音を出すんだ!という強い意志が大事だなーということにボチボチ気づいてきた次第です。

書いてみるとすげー当たり前っぽい...雑誌とかにも書いてありそう...しかし実感できないとなかなか先へ進めないものです。千里の道。

(モダンドラミングの歴史を逆さまにするスタンド。)

今度ひさしぶりに自分のリーダーグループYalaqwe(ドラムセットいない)でライブやるので、パーカッションセットの組み合わせとか、今できることを確認してみてます。

特に理由もなく7ヶ月も間が空いただけある、ハンパじゃない演奏をする予定です!
対バンも自分でお願いしました。ヤバいです。
4月3日、吉祥寺Foxholeです。

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