久しぶりの投稿です。
1年半も空いてますね...
この間たくさんのことがありましたが、すごく簡単に書くと、けっこう色々うまく行っています。
さて。
2つ、演奏のお知らせがあります。
ひとつは8/22、阿佐ヶ谷で。
もうすぐですね。
リーダーバンドYalaqweとアメリカから来日中のパーカッショニストZeke Nealy氏とで一緒に演奏します。
彼はアメリカ生まれなのですが、長年アフロ・ヘイシャンのドラムを叩いている人です。見ての通り、かっこいいですね...
ハイチは奴隷貿易の中継地だったこともあり、少し習った限りでは、ハイチのアフロの音楽はアフリカ(主にナイジェリアやコンゴのようです)と中南米のアフロ音楽を繋ぐミッシングピースのような印象を受けます。
そもそもナイジェリアやコンゴのドラミングがよく分からないので、ほとんど印象だけですが...
書き始めるとぐちゃぐちゃになりそうでやめますが、ハイチの太鼓の叩き方には、西アフリカやプエルトリコや(アフロ)ペルーやキューバやなんかのドラミングに少しずつ似たところがある、ということです。
Yalaqweでは、ジャズの曲とアフロリズムを構造的なアプローチで再ブレンドするということをテーマのひとつにしてきました。
構造的なアプローチで、というのはけっこう明確な意味なので、アフロブルーのメロディーを6/8の上で引き伸ばして演奏するとか、チュニジアの夜の途中でちょっと6/8クラーベを鳴らしてみるということではないです。
(どちらも別に悪いことだとは言ってないです。ただ前者はリズム構造としてはむしろドラムンベース的、もしくはLonely Woman的だと思いますし、後者は...カレー粉的エキゾチシズム?ですかね。念のため、中華料理やソーセージのカレー味は大好きです。)
再ブレンドする、というのは、そもそもけっこうな数のスイングの曲は2-3クラーベにガッチリ乗ってたりするので、それはそれですでに思いっきりアフロリズムか、少なくともアフロリズムの子孫ですよね。今さら書くなよというぐらいの当たり前の話ですがまたまた念のため...
そんなこんなで、恥ずかしながら大きな話をすると、アメリカとアフリカのリズムを繋げ直すみたいなことをやりたいんですが、そこにZekeさんを迎えて色んなヒントをもらいたい!というのが今回のセッションの意図です。
迎え撃つYalaqweのメンバーたちからどんな音が飛び出すのかも気になるところ。
先日Zekeさんとの打ち合わせでは色々と面白い曲が出てきたので、どれを演奏するかは未定ですがめちゃくちゃ楽しみです。
(そしてまずリハーサルが楽しみです...)
8/22(火) 阿佐ヶ谷 Gamuso
AMERICA - AFRICA: Zeke Nealy with Yalaqwe
20:00 オープン / 20:30 演奏
チャージ¥2,500
Zeke Nealy(per, vo) 池宮ユンタ(per) 高井汐人(ts) 関根恒太朗(as) ヤマトヤスオ(wb)
会場は阿佐ヶ谷のインターナショナルバーGamuso。
スタンディングでスペースにも余裕がありそうなので、予約不要です。
- - - - -
もうひとつのライブは9/9に下北沢でやる、イルマ・オスノのソロアルバム『TAKI Ayacucho』の発売記念ライブです。
アルバムは先月発売されていますので、ネット通販や、ワールドミュージックのコーナーがある大きめのレコード屋さんで買えます。
僕は1曲だけ参加してます。
ペルーのアヤクーチョの歌です。
もともとかなり前に彼女の前作『アヤクーチョの雨』をタワレコで試聴して衝撃を受けて、すぐに買って帰って、そのあとライブに足を運んだんですが、そのときには少し話をしただけで、まさかレコーディングに呼んでもらえるとは思っていませんでした。
録音したのは去年の夏だったと思います。長い時間をかけて制作していました。
どんな音楽かは説明が難しいのでぜひ聴いてみてくださいとしか言えないです。
強いて言うなら、古い感情が残っている音楽だと思います。
(はじめて彼女の歌を聴いたとき、僕はフィンランドのヨイクを思い出しました。)
奇しくもYalaqweと同じく、このアルバム&レコ発ライブにはコード楽器が出てきません。
ライブの編成は歌、チューバ、バイオリン、パーカッションだそうです。
自分の解釈ですが、もしかしたらここらへんも、上記の「古い感情」のカギになるのかもしれません。
9/9(土) 下北沢 Com.Cafe 音倉
イルマ・オスノ ソロアルバム『TAKI』発売記念ライヴ
18:30 開場 / 19:00 開演
前売¥4,000 / 当日¥4,500
Irma Osno(voz) Daysuke Takaoka(tuba) Kunihito Urushihata(vln) Yunta Ikemiya(per)
こちらは席に限りがあるので、早めに予約いただいたほうが確実かと思います。
- - - - -
ぜひぜひ来てください!
1年半も空いてますね...
この間たくさんのことがありましたが、すごく簡単に書くと、けっこう色々うまく行っています。
さて。
2つ、演奏のお知らせがあります。
ひとつは8/22、阿佐ヶ谷で。
もうすぐですね。
リーダーバンドYalaqweとアメリカから来日中のパーカッショニストZeke Nealy氏とで一緒に演奏します。
彼はアメリカ生まれなのですが、長年アフロ・ヘイシャンのドラムを叩いている人です。見ての通り、かっこいいですね...
ハイチは奴隷貿易の中継地だったこともあり、少し習った限りでは、ハイチのアフロの音楽はアフリカ(主にナイジェリアやコンゴのようです)と中南米のアフロ音楽を繋ぐミッシングピースのような印象を受けます。
そもそもナイジェリアやコンゴのドラミングがよく分からないので、ほとんど印象だけですが...
書き始めるとぐちゃぐちゃになりそうでやめますが、ハイチの太鼓の叩き方には、西アフリカやプエルトリコや(アフロ)ペルーやキューバやなんかのドラミングに少しずつ似たところがある、ということです。
Yalaqweでは、ジャズの曲とアフロリズムを構造的なアプローチで再ブレンドするということをテーマのひとつにしてきました。
構造的なアプローチで、というのはけっこう明確な意味なので、アフロブルーのメロディーを6/8の上で引き伸ばして演奏するとか、チュニジアの夜の途中でちょっと6/8クラーベを鳴らしてみるということではないです。
(どちらも別に悪いことだとは言ってないです。ただ前者はリズム構造としてはむしろドラムンベース的、もしくはLonely Woman的だと思いますし、後者は...カレー粉的エキゾチシズム?ですかね。念のため、中華料理やソーセージのカレー味は大好きです。)
再ブレンドする、というのは、そもそもけっこうな数のスイングの曲は2-3クラーベにガッチリ乗ってたりするので、それはそれですでに思いっきりアフロリズムか、少なくともアフロリズムの子孫ですよね。今さら書くなよというぐらいの当たり前の話ですがまたまた念のため...
そんなこんなで、恥ずかしながら大きな話をすると、アメリカとアフリカのリズムを繋げ直すみたいなことをやりたいんですが、そこにZekeさんを迎えて色んなヒントをもらいたい!というのが今回のセッションの意図です。
迎え撃つYalaqweのメンバーたちからどんな音が飛び出すのかも気になるところ。
先日Zekeさんとの打ち合わせでは色々と面白い曲が出てきたので、どれを演奏するかは未定ですがめちゃくちゃ楽しみです。
(そしてまずリハーサルが楽しみです...)
8/22(火) 阿佐ヶ谷 Gamuso
AMERICA - AFRICA: Zeke Nealy with Yalaqwe
20:00 オープン / 20:30 演奏
チャージ¥2,500
Zeke Nealy(per, vo) 池宮ユンタ(per) 高井汐人(ts) 関根恒太朗(as) ヤマトヤスオ(wb)
会場は阿佐ヶ谷のインターナショナルバーGamuso。
スタンディングでスペースにも余裕がありそうなので、予約不要です。
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もうひとつのライブは9/9に下北沢でやる、イルマ・オスノのソロアルバム『TAKI Ayacucho』の発売記念ライブです。
アルバムは先月発売されていますので、ネット通販や、ワールドミュージックのコーナーがある大きめのレコード屋さんで買えます。
僕は1曲だけ参加してます。
ペルーのアヤクーチョの歌です。
もともとかなり前に彼女の前作『アヤクーチョの雨』をタワレコで試聴して衝撃を受けて、すぐに買って帰って、そのあとライブに足を運んだんですが、そのときには少し話をしただけで、まさかレコーディングに呼んでもらえるとは思っていませんでした。
録音したのは去年の夏だったと思います。長い時間をかけて制作していました。
どんな音楽かは説明が難しいのでぜひ聴いてみてくださいとしか言えないです。
強いて言うなら、古い感情が残っている音楽だと思います。
(はじめて彼女の歌を聴いたとき、僕はフィンランドのヨイクを思い出しました。)
奇しくもYalaqweと同じく、このアルバム&レコ発ライブにはコード楽器が出てきません。
ライブの編成は歌、チューバ、バイオリン、パーカッションだそうです。
自分の解釈ですが、もしかしたらここらへんも、上記の「古い感情」のカギになるのかもしれません。
9/9(土) 下北沢 Com.Cafe 音倉
イルマ・オスノ ソロアルバム『TAKI』発売記念ライヴ
18:30 開場 / 19:00 開演
前売¥4,000 / 当日¥4,500
Irma Osno(voz) Daysuke Takaoka(tuba) Kunihito Urushihata(vln) Yunta Ikemiya(per)
こちらは席に限りがあるので、早めに予約いただいたほうが確実かと思います。
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ぜひぜひ来てください!