2014年1月9日木曜日

2ウェイ・インディペンデンスと手順の網羅

振り物、スティック、手を使って、2ウェイ・インディペンデンスの練習をたまにしています。
左右が別々のことをする...というやつです。
去年ぐらいから演奏で使える場面もチラホラ増えてきました。

最初の壁がけっこう高かった記憶があります。
そしてまだまだできることが少ないです。
ということで、そんなに語れることもないんですが...
最近、初歩のところについては分解して考えれば意外に単純だと思うようになりました。
ちょっと書いてみます。

振り物とか、複雑な動きをする例外はありますが、とりあえずタイコ的な物でいえばまず、基本的には左右それぞれ、叩くか・叩かないかしかない。ということに着目します。
(オープン/スラップのように音色を使い分けると一気に複雑になりますが、いったん考えないでおきます。)
そうすると、パルスの位置で起きるイベントは:
・左も右も叩く
・左だけ叩く
・右だけ叩く
・左も右も叩かない
の4種類しかありません。
(体の動きという意味では非常に複雑ではありますが、そこのところもあえて無視します。)
「左も右も叩く」をフラムが左右同時になったものとすれば、スティックコントロールで練習するところのリニアな手順の順列組み合わせでまかなえます。
ということで、どこにでもフラムが打てるようになれば、たいがいの2ウェイはちょっとやればできる、と言ってもいいのかなと思います。

(写真は、レッスンのときドゥンドゥン代わりにしていたボンゴで遊ぶLaurent Camara。インディペンデンスには特に興味はなさそうでした。というかドゥンドゥンすら好きではない...凡才は色々手当たり次第やるしかありません。)

手順を網羅するメソッドとして、ドラマーはとにかくルーディメンツをやりますが、これはやっぱり非常に強いですねー。
実はひそかにやってる不定期の練習会があって、ジェンベやドゥンドゥンをプロドラマーやプロパーカッショニストの友達と一緒に叩いたりしてるんですが、ドゥンドゥンのパターンをひとりで2つ叩く、とかはみんな驚くほどすぐできてしまいます。
パターンとしては初めての状態ですが、手順を網羅的に練習している人たちだからできちゃうんだと思います。
(リズムのフィーリングは誰しも苦戦しています。当たり前ですが...)

ところでルーディメンツは「音で埋まっている」手順は網羅されてますが、隙間が多いものをゴーストノート抜きで叩く手順はまた別かな。
ジェンベの伴奏で、速いときはゴースト部分の手順を抜きますよね。あれはあれでいくつかやり込まないと難しいと思います。
こういうの、今まで説明のとき頑張って「ゴーストも含めてオルタネート」「出音だけオルタネート」とか形容してたけど、こないだドラムスマガジン読んでたらナチュラル・スティッキングとオルタネート・スティッキングという呼び名があるんですね...

別の話を書こうとしてたけど、手順の話で終わっちゃいました。
とりあえず今回はここまで。

おまけ。
この人の両手はどうなってるんでしょうか?
この木琴はガーナ?
アメリカの人で、クラシックの教育を受けた人っぽいんですが...

0 件のコメント:

コメントを投稿